附小実力テストの記述問題対策 文の書き方 その1

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附小実力テストの記述問題対策 文の書き方 その1

附小実力テストの記述問題対策 文の書き方 その1

2021/08/18

1学期の成績が発表されたと思ったら、もうあと2ヶ月で第2回実力テストですね。

今年は各科目の平均点が軒並み40点以上と高かったようですが、みなさん、成果はいかがでしたか? 

もしも不本意な結果に終わっていたら、とにかく第2回で挽回するしかありません。

この夏にどれだけ勉強できるかが勝負です。めげずにがんばりましょう。

 

理科や社会では記述式の問題が多く、その対策に悩んでいる方も少なくないようですね。

そこで、今回は実力テストの記述式の問題で気を付けるべきことについて書きます。

一応、小学生の保護者の方が読んでくださることを念頭に置いて書きますが、中学生、いやいや、高校生でもあてはまることが多いので、中高生も読んでくれるといいな…。

 

まずは、一つ一つの文を書く際に気をつけてほしいこと。

  • 一文には一つのことを書く。
  • 一文はできるだけ短くする。
  • 主語・述語関係を常に意識する。
  • 語と語の修飾・被修飾関係を明確にする。
  • 話し言葉と書き言葉の違いを意識すること。

 

小学生の書く「ダメな」文で一番多いのではないか、と思うのが、思いついたことを次々と全部つなげてしまった文です。

しかも、最初から最後まで、句読点を一度も使わずに書かれていたりします。心当たりありませんか? 

私は、そんな生徒には、とりあえず落ち着いて、一つの文では一つのことを書くように指導しています。

 

「一文は短く」といっても、具体的に「何字以内で」という字数制限を設けているわけではありません。

ですが、私が文を書く場合、だいたい一文30~40字程度に収まるように、行数でいえば、できるだけ2行くらいに収まるように、ということを心がけています。

もちろん、どうしても短くは表現できないこともあります。

私自身、それほど守れているわけでもありません。

あるいは、短い文で文章をつづるのは稚拙だという考え方もあるでしょう。

それでも、長過ぎると文法的にもおかしな文になりがちですので、添削する時には「できるだけ短く」と言うようにしています。

「簡潔に書く」ことを心がける、という点でも有効だと思います。

 

小学生に限らず、中学生、いやいや、難関国公立大学を目指しているはずの附高生でも、主語・述語や修飾・被修飾語の係り受けが変なことが少なくありません。

主語は文の中に現れない(書かない)ことが多いのですが、その場合でも、常に意識するようにして欲しいところ。

長い文をだらだらと書いているうちに、特に、「~を」「~が」などの助詞との係り受けがおかしくなることが多いようです。

だから、助詞の選択は注意すべきポイントの一つですね。また、修飾語と被修飾語が離れ過ぎていて、つながりが不明確になっている文もよく見ます。

 

最後の項目は、例えば「ら抜き言葉」に気を付けること。添削をしていて一番頻度の高いのがこれ。

受身・可能・自発・尊敬の助動詞、すなわち「れる」「られる」は、五段活用およびサ行変格活用の未然形に「れる」を、それ以外には「られる」をつなげます。

小学生なら、ア段、つまり、その音を伸ばした時に「ア」になる文字には「れる」、それ以外の音になる文字には「られる」をつなげられるよう意識してほしいものです。

日常会話でそんなことをあまり気にはしませんから、つい答案でも使ってしまいがちです。実力テストの答案で減点されることもないようです。

ですが、大学受験生の小論文を添削しても、けっこうあるのです。小論文では減点は免れないでしょう。

日常会話では目くじら立てる必要はなくても、文法的には正格とはされていませんから、小学生のうちからしっかり気をつけるように指導しています。

 

次に、文と文とをつなげて文章を作って行く上で注意すべきこと。

  • 原則として、前の文の要素を、後の文の内容にする。
  • 前の文、続く後の文との論理的な関係に注意する。
  • 読者が知らないと考えられることがらはきちんと説明する。

 

社会の記述問題の答案だと、おぼえている情報を次々に、前後のつながりを考えずにつなげてあることが少なくありません。

学校ではそんな文章でも、かなり親切に内容をくみとって採点してくださるようですね。

そのせいか、「こんなんでも〇やったし」という感じで、指摘してもなかなか改まらないところでもあります。

 

筋道だった、読みやすい文章にするためには、やはり文と文の論理的な関係を意識することが大切。

そのためには接続詞の意味や使い方に、普段から注意を向けて欲しいものです。

 

最後の項目は、「人に読ませる文章を書いている」ということを意識してほしい、ということです。小学生だと、なかなかここに気が回らないのです。

 

かなり長くなりました。ブログの文章も簡潔に、ということで、今回はここまで。

次回は、以上をふまえて、実際の実力テストの問題を材料に、もう少し具体的に書いてみます。

 

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