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子どもの行動を変える方法

子どもの行動を変える方法

子どもの行動を変える方法

2024/06/12

子どもの行動を変える方法

Youtube、ゲーム、アニメ、マンガを止めさせる方法

親は子どもが「他人」であるという視点を忘れてしまい、親の言うことは聞かなければならない、と無意識に思っていることがあります。

だから、子どもであっても「他人」であることを忘れないようにすると、子どもの行動を変えることが、簡単なことではないことがわかると、お話しさせていただきました。


では、どうしたら、子ども達が笑顔になり、自分からYoutubeを見たり、ゲームをしたり、自分の好きなことばかりせず、お母様やお父様が思うように行動できるようになるのでしょうか。

今日は、そのことを考えてみたいと思います。


多くの方がご存じの、デール・カーネギー(1888ー1955)という偉大なアメリカの作家であり、自己啓発家がいました。

『人を動かす』『道は開ける』という有名な著作を残したことでご存じの方も多いと思います。

 

『人を動かす』『道は開ける』のどちらも、ビジネスの世界だけでなく、一般の方にも広く読まれている本です。

 

『人を動かす』は1936年にアメリカで刊行されました。
世界的ロングセラーであり、不朽の名著とも言われる本です。
 

カーネギーは、「他者に対する自己の行動を変えることにより、他者の行動を変えることができる」ということを一貫して主張していました。

まさにその通りだと思います。


他人と過去は変えられない、ということは、誰もが納得できることです。

その他人を変えようとしても変えることはできません。

だから、他人に対する自分の行動を変えることで、他人の行動を変えるしかないのです。


では、他人に対する行動を、どのように変えれば良いのかについて、カーネギーは、有名な著書『人を動かす』の中のPart1「人を動かす三原則」の中で、次のように言っています。

1)批判も非難もしない。苦情も言わない・
2)率直で、誠実な評価を与える。
3)強い欲求を起こさせる。


この三原則を、ご家族の立場で子ども達にどう当てはめればよいかをを考えてみます。

1)は、簡単ですね。

「Youtubeばかり見ていないで勉強しなさい」「ゲームばかりしてないで宿題をしなさい」などということは、言わないということです。



2)はどうでしょうか。

カーネギーは2)のところで、ラルフ・ワルド・エマーソンの有名な言葉を引用しています。

「どんな人間でも何かの点で私よりも優れている。私の学ぶべきものを持っているという点で」

自分のお子さんにも、自分よりも優れている点があるなどと思ったことはないのではないでしょうか。

お子さんが自分よりも優れている点を持っているからと、お子さんに「お母さんにも教えて」とお伝えになったときに、すごく自信を持つことが出来るようになることは、想像に難くないと思います。


3)はどうでしょう。

お子さんに勉強をさせたいというのは、お母様、お父様の願望にすぎません。

お子さんの心の中には、Youtubeを見たい願望しかなければ、勉強なんてしません。

脅したり、不安にさせたり、非難したりせず、お子さんの立場に立って、勉強をしたいという強い欲求を起こさせるようにしないかぎり、お子さんは勉強したりしません。

お子さんが興味を持ち、知りたい、もっと学びたいと思うようにしない限り、お子さんは動かないのです。


日曜日に友達と遊びに行くときと、日曜日に塾の模擬試験があるときでは、朝、お子さんが起きてくる状態が全く違うことは、良くわかると思います。

遊びに行くとなったら自分で起きてくるのに、日曜日の模擬試験や、平日、学校に行かないといけないとなると、なかなか朝、起きてこないのも同じです。

遊びに行くときは、それが強い欲求になっているのですから、動けるのです。

こう思うと、厳しく言ったところで、お子さんがYoutubeを見ることを止めないことは、当然だとお分かりいただけると思います。

今日から、お子さんへどのように働きかけていけばよいのかを、考えてみて、デール・カーネギーが言った三原則を、お子さんへの働きかけに、ぜひ、使ってみて欲しいと思います。

 

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