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定期テストと実力テスト

定期テストと実力テスト

定期テストと実力テスト

2024/04/11

定期テストと実力テスト

定期テストと実力テストの両方で結果が同じですか?

定期テストと実力テスト、この2つで大きく結果が違う子ども達がいます。

ここで言う「定期テスト」とは、小学校の単元テストや学期末テスト、中学・高校の中間テスト期末テスト、それに、塾の復習テストや確認テストなど、学習単元が事前にわかっているものを総称だとお考えください。

一方で、「実力テスト」は、附属池田小学校6年生で行われる実力テスト、中学受験や高校受験、大学受験のための模擬試験、中学、高校で実施する実力テストなど、事前の範囲が決められていない試験の総称だとしておきます。


この定期テストと実力テストで、明らかに結果が異なる子どもがいます。

まず、定期テストはしっかりと点数を取れているけれど、実力テストになると点数が取れなくなる子ども達がいます。

これは、試験範囲が決められていて、試験に向けてテスト勉強ができるので、その時は、一生懸命に取り組んで、結果が出るのだけれども、終わったらすぐに忘れてしまうようなタイプの子ども達です。

附属池田小学生だと、学校の単元テストや定期テストは高得点をっ取ってきたりするのに、塾の模擬試験になると、ものすごく成績が下がるような子ども達のことです。

附属池田中学生だと、学校の中間・期末テストのために一夜漬けで懸命に頑張って覚えて、テストが終わったら忘れてしまうような場合も、当てはまるかもしれません。

一概には言えませんが、こういう子ども達は、定期テストのためだけにギリギリのところで、最低限のことだけをテスト直前だけ学習して、定期テストを何とか乗り切り、内容が定着することなく忘れてしまうために起こることです。

明らかに、日頃からの学習ができていない、理解不足であり、演習不足です。

その時だけになっているのです。

それでは、実力テストは得点できず、実際の入試になるとできないのです。

中学受験、高校受験では、私立ならランクを下げないといけないかもしれないことにもなりかねません。

高校受験で公立高校受験なら、内申点で救われることもあるかもしれませんが、合格できても学力は伴っていないので、高校の授業についていくのが、かなり辛いかもしれません。

この子ども達の特徴は、テスト直前だけテスト勉強をし、テストが終わったら、テストのやり直しを全くしない、復習しないことです。

この子ども達は、もう一度、定期テストを本番の時と同じように時間を測って、最初から全て解き直してみるだけでも変わります。

解き直したら、採点してみるのです。

それで、試験の時の答案用紙と見比べてみて、できていたのに間違えた問題、間違えていたのにできた問題、間違えていて、やはり間違えた問題を、どうしてそうなったのか理由も考えてみてください。

ここまでをするだけでも、自分がわかっていなかったり、あやふやだったり、忘れていたりすることがわかり、わかっていないところをすぐに理解するように質問したり、調べたりしておくのです。

忘れていたことを調べて、確認しておくだけでも違います。

この程度のことをするだけで、徐々にが学力がついてきて、実力テストで得点を取ることができるようになってきます。

もちろん、実力テストでも同じように復習をしておく必要はあります。



一方、定期テストがあまりできず、実力テストの点数が取れている方の場合は、まず、定期テストで決められた出題範囲を、テストまでに丁寧に学習することから始めると良いと思います。


日頃から学校の授業の復習をしっかりと行い、テスト前には、テスト勉強をしっかりと行うことが必要なのです。

附属池田中学校に入試で合格された方に多いのですが、小学校の時と同じように附属池田中学校の授業をあまり真剣に聞かず、適当に授業を受けていても、残念ながら附属池田中学校の定期テストは、なかなか点数がとれません。

それほど、楽に点数が取れるような出題ばかりではありません。

まして、どんどん先取り学習ばかりして、基本的なことをいい加減にしていたのでは、なおさらです。

定期テストのために、一度、解いた問題、学習して間違えた問題には、赤のチェックマークを問題につけておくのです。

テスト範囲を一通り解き終えたら、もう一度、赤のチェックマークだけついている問題を解き直してみるのです。

そうすると、自分ができなかったところが、確認でき、そこを復習していることで、それだけでも、定期テストの点数が上がります。

これを続けていれば、実力テストでも、さらに結果は良くなります。


定期テストも実力テストも点数が取れない子ども達は、これまでの学習範囲にかなり理解できていないところがある、学習レベルがあっていない、あるいは、学習する気持ちがないなどの理由があることがあります。

これは、すぐにはどうすることもできません。

これは、塾の先生と相談して、わかるところまで遡って学習する遡行学習をやっていきながら、学習の抜けているところの穴埋めを行っていかないといけません。

この方は、先生方と相談することを急ぐ必要があります。


このように、定期テストと実力テストの結果を見比べていき、対応をしていくことで、さらに成績を上げることができます。


ただ、ここで、一つ問題があるとすれば、復習する時間を作ることができるかどうか、だと思います。

定期テストや実力テストの復習の時間をたくさん取らないといけないとすると、レベルがあっていない、処理が遅いなど、いろいろな問題が考えられます。

少し時間を作って、時間がかかる理由を考えてみてください。

そして、学校の先生や塾の先生に相談してみると良いと思います。

ぜひ、参考にして、テストの点数をあげてくださいね。

 

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