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中学受験直前でもできることがあります

中学受験直前でもできることがあります

中学受験直前でもできることがあります

2022/12/21

受験直前でもまだできることがあります!

心と落ち着け、平常心で受験できるようにすることが何よりも大切です。

あと20日ちょっとで中学受験です。

私立中学の多くが1月17日から、附属池田中学校は24日に入学試験がありますから、附属池田中学の入試までは、ちょうど後1ヶ月くらいです。

このギリギリの直前期でも、できることはまだあるのです。


そこで、ご家族が直前にできることを考えてみたいと思うのです。

これは、子ども達がどのような状態であればいいかがわかると、ご家族がどうすればいいかがわかります。


まず、お子さんがどのような状態であればいいかですが、受験にうまくいく子ども達はこのような状態なのです。

(1)心が落ち着いた状態である
(2)自分をコントロールできている


このたった2つです。

これができている子ども達は、このギリギリの時期でも、ものすごく伸びてきていることが、教えている私達でもわかります。


子ども達がこのような状態であるためには、どうしたらいいでしょうか。


(1)ですが、これには、新しいことをしないこと、いつも通りのことをして、いつも通りの状態を維持することだと思います。

どうしても、子ども達は緊張します。浮ついて新しい教材に手を出してみたり、ものすごくテンションが上がってしまって、勉強ができなかったりすることがあります。


子ども達がこうなるのは、すでに、ものすごく緊張してきているからなのです。

緊張から不安になっているので、その不安を打ち消そうと、こういう状態になるのです。


これを解消するには、お子さんに今まで通りの生活をし、今まで通りに勉強するようにしていくことで、落ち着いた状態になることを、ゆっくりお話しいただき、心を落ち着けることが、本番で一番力を発揮できるのだと説明をしてあげてください。


わかりやすい例でいくと、イチローさんや松井秀喜さんが現役時代にバッターボックスに入ってからする一連の動きは、よくモノマネでもされている通り、毎回、同じ動きをされるのです。

引退されたテニスのロジャー・フェデラーさんも、サーブを打つ前も必ず毎回、同じ動作をされるのです。

これは、ナダル選手も、ジョコビッチ選手も同じです。

いつもと同じ状態を作り出すことが、いかに重要かなのです。


これを、ご家族が作り出してあげるために、今まで通り、いつも通りでいいと、お話をしてあげていただきたいのです。


それと、ご家族も今まで通り、いつも通りです。

それから、お子さんが落ち着くようなコミュニケーションを心がけていただく必要があるのです。

今まで通りだからと、「勉強しなさい!」を繰り返すようでは、不合格に向けてまっしぐらです。


(2)については、(1)とも大きく関わることです。

この時にご家族が気をつけてあげていただきたいことは、他人と比べないことです。

この直前期は、子どももご家族も周りのことが気になって仕方がありません。

でも、この時期、周りと比べることが、最も不安になることなのです。


自分をコントロールするというのは、他人と比べないこと、もっと言うと、「自分との戦いをできているかどうか」という事だと思います。


昨日の自分に勝てるか、昨日よりも1問でもできるようになっているか、ということに集中できているかが大切なのです。


そのために、新しい教材に手を出さず、これまでのできなかったところを徹底的にやり直していくことで、昨日の自分、これまでの自分に勝つことができるのです。


そのようにご家族にはお話いただくと同時に、昨日の自分を見つめるお子さんに、それでいい、よくがんばっているとやっていることを認めてあげていただきたいと思います。


ここで、あまりほめなくてもかまいません。

あまりにもほめてしまうと、お子さんが浮ついてしまうことがあります。

やっていることを素直に認めて、それでいい、それでいい、と声をかけ続けてあげていただきたいのです。

心を落ち着け、自分をコントロールして、自分と戦い続けた子どもは、受験当日、自分の持てる力をしっかりと発揮し、合格を勝ち取ってくるのです。

これには、ご家族の力がものすごく大きいのです。

 

 

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