テストの「手ごたえ」と「結果」の食い違い
2024/10/04
テストの「手ごたえ」と「結果」の食い違い
できた!と言っていたけど、テストが帰ってきたら・・・
テストが終わって、家に帰ってきたときに、気になって、つい、どうだったか聞いてしまうことも多いと思います。
そうすると、「国語はできた!」「算数はできなかったけど、理科はできた」などと、手ごたえがあったようなことを聞くこともありますよね。
ところが、いざ、テストの成績が返却されてきてみると、どうしてこんな結果になるのかと、本人が言っているよりずっと悪くて、びっくりする経験をされているご家族も多いと思います。
テストの手ごたえについて、できた、できたかどうかわからないの2つの場合は、結果が思ったよりも悪いことが有り得ます。
どうしてこんなことになると思われますか?
その原因として、「できた」の基準が甘いことが上げられます。
一つには、問題を正確に読んでいない、問題文を正確に把握していないことがあげられます。
自分は自信をもって答えたのですが、問題が求めているものではなかったり、問題を取り違えて考えていたりすることがあります。
でも、自分なりには、納得のいく解答だったので、「できた!」になるのですが、全く違うことをしていることも良くあります。
もう一つは、計算間違いや思い込みによる勘違いです。
足し算、ひき算を間違えるなど、正確に計算できていないことがあります。
また、容積を求めるときに板の厚さを1㎝のところを勝手に2㎝と思い込んでしまうような、思い込みによって間違うこともあります。
これも、「できた!」と本人は思ってしまうものです。
これらの間違い方は、ケアレスミスと言われるかもしれませんが、私は、これらの間違い方にも原因があると思っています。
問題文を正確に読んでいないのは、正確に読めないのか、あるいは、焦ってしまって読めていないのか、あるいは、そもそも目にも入っていないのか、など様々なことが考えられます。
計算ミスも、その計算が本当にできないこともありますし、思い込みや勘違いによって計算ミスをすることもあります。
それぞれ、何かしらの原因があり、その原因によっては、簡単には修正できないこともあります。
不安から焦ってしまって、しっかりと問題文を読めないような場合は、不安をとることは、簡単ではないことが有るので、時間をかけなければいけないこともあります。
ケアレスミスと簡単に言ってしまっていいかどうかは、わからないのです。
この修正をして、点数をあげていくためには、答案を細かく分析する必要があるのです。
この時に、あまり細かい分析が出来なくても、次回のテストで点数を上げていく方法があります。
それはテストの問題の間違えた問題を、途中過程も書き出して出来るようにしてしまうのです。
国語の読解問題であれば、根拠を明確にして解答する、算数や数学なら、どのようにして解いたのかを、解説を見て正しいかどうかを確認するのです。
その上で、テスト勉強に使った問題集で、同じような問題を解いておけばよりよいでしょう。
これだけでも、少しずつでも、テストの点数は良くなっていきます。
実際には、本当の原因について、解決できていないと、確実に結果を改善することはできません。
テストの手ごたえで、できなかったところが明確であれば、手ごたえが実際の結果とは大きく食い違いません。
なぜなら、できなかったところとできたところについて、線引きが明確なのです。
言い換えれば、自分の中にテストができたか、できなかったかの判断基準が明確にあるということなのです。
それでも、手ごたえとテスト結果の食い違いがあり、その食い違いで一番ショックを受けるのは子ども本人なのです。
できたと思ったのにできていないことは、子ども達の勉強のやる気を奪うには十分なのです。
その原因が何なのかを、考えてみてください。