本当に勉強がしたいの?
2019/05/02
今日のテーマは
テストでいい点数をとるために
本当に勉強したいの?
です。
塾生で、数学の点数がもっと取れる
ようにになりたいと言って、
テストが終わるたびに言っている
中学生の女の子がいます。
その子にじゃあ、こんな風にしたら?
と毎回、必ずアドバイスをするのです。
それも女の子の方から聞いてくる
からなのです。
出来るだけ点数が取れるように、
経験を生かして、いろいろと一緒に
考えて、「じゃあこうしていこう!」と
2人で静かに決意を新たにするのです。
でも、その結果、うまくいったことは
ほとんどないのです。
お母様とお話ししていても、
お母様もどうしてなのかわから
ないと困惑されているのです。
誰が聞いても、本当に一生懸命に
やると言うのです。
実際にやっていないわけではありません。
彼女なりには真剣にやっているのです。
でも、点数は取れないのです。
どうしてだと思いますか?
先日、この女の子とゆっくりと話す
機会を作りました。今までにない
くらい、のんびりとテストの話だけ
でなくいろんな話をしたのです。
その時に本当にいろいろな話を
したのですが、彼女の口から勉強に
ついて、出てきたことは、
「勉強を好きな人なんていないやん?」
「数学なんて生活するのにいらんやん」
「できればほんまはやりたくないねん」
というものでした。
これではできるようにはならない、と
ものすごく納得しました。
なぜなら、
本当はできるようになりたくないのです。
だから、できるようにはならないのです。
そう思っているようでは、どれだけ勉強
しても、学力としてはついていかない
のです。
これは当たり前のことなんです。
できるようになりたい、と言いながら
本当はしたくない、と思ってるのなら
どちらが強いかは、はっきりしている
のです。
人は感情の生き物です。
感情的に嫌だと思っていることを
人はしようとはしません。
でも、やっているというのです。
確かに勉強をしているのですが、
身についてはいないのです。
例えば、ユニバーサルスタジオジャパン
(USJ)がとても好きだとします。
USJに遊びに行くとなれば、どれだけ
朝が早くてもちゃんと起きてきて、
行きますよね。
頭で思っていることと、感情が一致して
いるのです。だから、日頃なかなか朝が
起きれなくても、自分で起きてきて、
行くのです。
感情的にしたい!と思っていたり、
マインドセット(考え)がすることに
なっていると、当然できるのです。
反対に感情的には嫌だと思っている、
「やらない」というマインドセットを
持っている以上、どうやっても
身にはつかないのです。
なぜなら、USJに行くような感じでは
動かないからなんです。
でも、嫌だと言いながらもできる人も
いる、という反論が聞こえてきそうです。
それは違うのです。
そのことは、また、後日、お話したいと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。