問題を解くのは勉強ではない
2019/04/20
中学生は、あと1ヶ月くらいで中間
テストです。
いつも生徒には話すのですが、問題を
解いていればテストの点数ができると
思っている生徒が本当に多いのです。
それで点数が取れる生徒は、しっかりと
理解のできている生徒くらいで、学校の
クラスで2人から3人くらいでしょう。
ところが、多くの生徒はテスト前に
なると、やたらたくさんの問題を
解きたがるのです。
演習量が多いのは、とてもいいことなの
ですが、解けばいいということではない
のです。
問題を解くことが勉強だと錯覚している
のです。これは大きな間違いです。
この間違いを一番、助長するのが、
学校の提出物です。
附属池田中学で言えば、英語のKeyワークと
数学の基礎ワークです。
試験範囲を解いて、テストの日に提出
させられるのです。
だから、テスト勉強にもなるからと、
テスト直前にワークを解いて、提出物も
できた、テスト勉強もできた、と思うの
です。
このブログを読んでくださっているのは
ほとんどが保護者の方だと思うのですが、
これは、勉強しているとは言わないという
ことがわかりますか?
英語や数学を苦手にしている子ども達は、
ワークを仕上げて出したけれども、
結果は平均点もとれないことになることが
多いのです。
当たり前なのですが、提出物のワークの
テスト範囲を解いたことは、勉強したこと
にはならないのです。
極端かもしれませんが、これは「勉強」では
ないのです。
こういうと、そんなことはない!と
反論される方もいらっしゃると思います。
そのお気持ちもわかるのです。
反論される方にも考えて欲しいのです。
勉強だとおっしゃるなら、なぜ、点数が
取れないのでしょうか。
一体、「勉強すること」とはどういう
ことなのでしょうか。
考えてみてください。
それが、わかれば、実は定期テストで
平均点以上を取ることは、実は、簡単な
ことだとわかります。
弊社が考える勉強すること、とは
どのようなことかは、後日、お伝え
したいと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
進学塾TMC池田